VRoid Studioさん正式版でβ版のテクスチャを使いたい
2021-11-09 Toybox Comment : 0夏の延期から心待ちにしていた『VRoid Studio』さんの正式版、遂に10月31日に公開されましたね!!
まだちょっとしか弄れていませんが、次回のライブ配信では正式版で新衣装に着せ替える予定です……!!
実際に着用して活動を始めるのはポケモンBDSP配信からになりますけれもね!
で、なんとはなしにβ版と正式版の違いについて実験してみた結果などをメモしていきたいと思います。
事前にコンバートはβ版の0.14からして下さい、という注意書きは読んでいたのですが実は私はβ版のテクスチャが好きでした。
なのでなんの加工もせずそのままβ版のテクスチャを使えないのかなぁと思った次第だったのですが……。
実際に新素体にβ版のテクスチャをインポートしてみると、こちらの画像の通り特に目立つ部分だと目の下が隈のようになってしまうということが分かりました。
では新素体とβ版ではどのくらいテクスチャの貼られ方が違うのだろうと思いまして、ガイドの方を比べてみました。
こちら新素体の顔のガイド(橙)をβ版の女性の顔のガイド(赤)に乗算して比較してみた結果です。
β版の時と比べて新素体はガイドの線が細かくなっているのだなぁと思いました。
また、あごの先端にある尖った部分の形が大分違っているので、これはそのままインポートしても使えないわけだなと納得しました……!
そしてこちらがβ版の男性の顔のガイド(青)に乗算して比較してみた結果です。
新素体が男女兼用になったことが関係しているのか、こちらのガイドの方がズレが目立たないように思います。
ちなみに身体の方の素体はβ女性寄りに作られているようで、β男性用のガイドとは全く違うものになっています。
ではこれだけ差が出るのであれば旧テクスチャは新規素体には全く希望がないのか、というとどうやらそんなことはなさそうです。
ふと思い立ってコンバートしたモデルから顔テクスチャをエクスポートしてみた結果、コンバート時に正式版の方で顔のテクスチャそのものを加工していることが分かったのです。
なのでβ版0.14でβ版テクスチャのモデルを保存をしておいた後正式版でコンバートして、そのコンバートした素体から顔テクスチャをインポートすればβ版の立体感のあるテクスチャが使えるようです。
ただ、β版では影だった部分かつ正式版で影が当たらないとみなされた部分には影が入らないので、例えばあごの下の一部が光っているかのようになってしまいますが……。
とはいえこれは正規版のテクスチャと同じ影の入り方なので、気にしないという方は気にしないんじゃないかなーと思います。
しかしこの方法、私の場合はβ版のテクスチャをそのまま使っていて、せいぜい色白にするくらいの加工しかしたことないですからね……。
β版のガイドに合わせてテクスチャを相当描き直している方のコンバート状況はどんな感じなんでしょう……?
レイヤーを重ねたまま結合せずに描いたデータを保存してある場合は、上手く正式版のテクスチャに乗せることも可能なのかもしれませんね!
あと大きく変わったのは髪の毛だと思うのですが、影色の設定が見当たらないのですよね……。
エステル達の髪色どうしようかなって思ってます、MMDに加工した時みたいに先端の色だけ影にするしかないんでしょうか?
β版から取り込んだ一体型の髪は色々と重ねてある様子なので、このあたりの研究が可能なら正式版でも影色を再現できないのかなぁとは思っておりますが……。
もし知識のある方がいらっしゃいましたら教えて頂けますと幸いです!!
Tag : VRoid